心配で眠れない

造作家具の定義をご存じですか? 実は僕も今まで特に意識せずにその言葉を使ってきましたが、要は設置する空間の雰囲気やサイズに合わせ、床や壁や天井といった建築の部位に固定してしまう家具。といったところでしょうか。

 

 

ナッシュファニチャーはそういった家具製作も得意としているのですが、いまだに納品前夜は「見落としはないだろうか?」「寸法は間違ってないだろうか?」などと考えてしまい眠れないのです。

 

上の画像はまさに据付作業している光景で、特にこのようなキッチンの場合、水や電気やガスも関わってきます。

事前の打ち合わせは綿密に行い、二重三重のチェックを実行しますが、現場で不測の事態に見舞われることも少なくありません。

 

 

それゆえ、ばっちりきれいに納まった時は感激です。納まってあたりまえなのですが、オーダー家具は既製品と比べると高額で、お客様の思い入れも計り知れません。だからいつまでたっても緊張するのでしょう。

 

こんな小心者ですが、腕利きの職人たちと明日も現場に向かいます。

徳を積みましょう

お正月から3月までは行事が多く、一月住ぬる、二月は逃げると調子よく言いますが、三月には新型コロナウイルスに去ってもらいたいものです。皆さん、お変わりはありませんか? 

 

 

先日、デザイン着手から約2年の月日を隔て、某一流企業の新社屋に設置する大型展示ケースが納品されました。

 

 

残念ながら納品に同行することができなくて私はまだ完成品を見てないのですが、お取引様のご厚意により、とてもやり甲斐のある仕事をさせていただきました。

 

 

この大企業の創業者でもある会長がまだ駆け出しの頃、お取引様のご身内に親切にされた事を胸に刻み、とてもお偉くなった今でも恩義に報いる素晴らしい人格者だということを伺いました。

 

人は往々にして偉くなると良くない方に変わりがちですが、徳を積み、心の修養ができる方だからこそ立派な成功者となったに違いありません。

 

 

僕も偉くなって、心も財布も満たされる日がきたとしても、自惚れることなく一杯250円のかけうどんをこよなく愛し続けることを誓います。  …天ぷら3つ載せますが。