旧年中はひとかたならぬご厚情をいただき、当社にとっても大きな飛躍の年となりました。
本年は更なるスキルアップを目指す所存でございますので、変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。
新型コロナウイルスの一日も早い収束と、皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。
毎年、この時期になると固く決心するのですが、今年こそこまめにブログとホームページを更新する! んじゃないかな?(汗 )
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ナッシュファニチャーはそういった家具製作も得意としているのですが、いまだに納品前夜は「見落としはないだろうか?」「寸法は間違ってないだろうか?」などと考えてしまい眠れないのです。
上の画像はまさに据付作業している光景で、特にこのようなキッチンの場合、水や電気やガスも関わってきます。
事前の打ち合わせは綿密に行い、二重三重のチェックを実行しますが、現場で不測の事態に見舞われることも少なくありません。
それゆえ、ばっちりきれいに納まった時は感激です。納まってあたりまえなのですが、オーダー家具は既製品と比べると高額で、お客様の思い入れも計り知れません。だからいつまでたっても緊張するのでしょう。
こんな小心者ですが、腕利きの職人たちと明日も現場に向かいます。
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先日、デザイン着手から約2年の月日を隔て、某一流企業の新社屋に設置する大型展示ケースが納品されました。
残念ながら納品に同行することができなくて私はまだ完成品を見てないのですが、お取引様のご厚意により、とてもやり甲斐のある仕事をさせていただきました。
この大企業の創業者でもある会長がまだ駆け出しの頃、お取引様のご身内に親切にされた事を胸に刻み、とてもお偉くなった今でも恩義に報いる素晴らしい人格者だということを伺いました。
人は往々にして偉くなると良くない方に変わりがちですが、徳を積み、心の修養ができる方だからこそ立派な成功者となったに違いありません。
僕も偉くなって、心も財布も満たされる日がきたとしても、自惚れることなく一杯250円のかけうどんをこよなく愛し続けることを誓います。 …天ぷら3つ載せますが。
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全長4メートル 全幅1メートル30センチ 天板は厚み3.5センチのホワイトアッシュの無垢材を8枚接ぎ合わせました。
※無垢の接ぎ合せについては『無垢って何なの?VOL.1』をご参照ください♪
天板の重量は計り様がないのでわかりませんが、ホワイトアッシュの比重から計算すると約126?。反り止め用の金属を加えると軽く130?は超えていると思われます。屈強な成人男性8人で搬入しました!
金属製の脚ももちろん、この天板に合わせたオーダーメイド。規格のサイズには見合った物がなく、とある金物メーカーが自社製品用にあつらえたスチール製角パイプを使用しました。
経営者でもあるお施主さまは生家があったこの土地に別邸を建て、大好きなオートバイに囲まれて、仕事もしながらのんびりと過ごすんだとおっしゃっていました。
男にとっては理想の空間ですが、鋭意努力あっての物種です。僕もメガスケールな男になるぞ!と、心に誓う今日この頃であります。
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熱狂的なファンの皆さま、たいへんごぶさたをしています。元気いっぱい いっしょうけんめいお仕事に邁進しておりました。
おかげさまでたくさんの家具と関わり、膨大な量の図面描き、ひと回りもふた回りも(お腹)が大きくなって帰って参りました。
これからはさらに(お腹の)魅力が増したnashとお付き合いくださいませ。
と、いうわけで、足取りが途絶えた8月にフラッシュバックしてみましょう!
仁尾町が誇る父母ヶ浜に今秋オープンしたSetouchi Kitchen(セトウチキッチン)の造作家具のお手伝いをさせていただきました。
設置作業は夏真っ盛りの8月。目の前には美しい燧灘が広がる最高のローケーションの現場でした。が、父母ヶ浜には毎日おおぜいの方が押しかけ、それはまー本当に嫌味なくらい楽しそうでした。それを尻目に汗と涙をこらえての作業でした。
今回は腕利きのステン職人とのコラボレーションもありました。
木を活かした内装に、シンプルな金属のカウンターが美しさを放ちます。ここで海を眺めながら食べる料理は格別です。
Setouchi Kitchenでは瀬戸内で獲れた鮮魚や無農薬・有機栽培の柑橘や野菜などを使用した地中海料理が頂けます。
また、日本の夕陽百選に選ばれた父母ヶ浜は、空気が澄んだこれからの風景も格別です。
ぜひ仁尾町にお越しいただき、両者が相まった希少価値をご堪能ください!
Setouchi Kitchen 父母ヶ浜店 https://peraichi.com/landing_pages/view/xfgks
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そのプロスペックのオーブンレンジを置くためのキャビネットは約80?の荷重に耐え、さらに他の調理用家電や調理器具を収納し、使い勝手の良いようにお客さまご自身が綿密に計算された寸法で構成されました。
また、機能性だけでなく、センスの良いインテリアから見てわかるように家具の配色も絶妙です。
お料理が得意な女性は素敵でカッチョイイです。
しかもおしゃれなお宅で頂くお料理の味はいっそう格別なものでしょう。
これからは、思い描いていたキッチンで思う存分お料理を楽しんでください♪
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色目が異なる4種類の木を用いた寄せ木のデザインは、住宅メーカーに勤めるご主人様のご要望ということでした。
こうしてお客様とお会いすることなく、すべてのやり取りをショップの方にお任せして、無事お引き渡しをするこができたのですが、実は、奥さまとうちには特別なご縁があったことが後でわかり、わざわざご夫婦でお越しくださいました。
私どもにもメッセージを書かせて頂き、お二人に負けないくらい幸せな気持ちになりました。
中継してくださったショップにも感謝の気持ちでいっぱいです。
人と人とのつながりを大切にお二人だからこそ、きっと幸せなご家庭が築けることでしょう。
末永くお幸せに!
]]>徳島市内での新築に伴い、キッチンの収納と玄関の下足箱オーダーして頂きました。
奥さまからのリクエストで設けた、2台のキッチン収納にあるアクセント(白い引出し)が明るくて開放的なインテリアにとても良い効果をもたらしています。
そして、奥の収納は全長が4.5メートルあり、フラットな人工大理石の天板の機能性は多目的で、作業性も抜群です。
また、下足箱の特筆すべきところは、玄関先に立たれた客人からは見えない収納です。
室内側の面に印鑑やカギがしまえる引出しを2はいと、その下の扉の中にはスリッパが収納できるスペースを確保しました。
玄関ホールで抱える小さなモヤモヤを解消させた、できる女性のアイデアでした。
とてもお忙しいご職業のご夫婦なので、この新しいおうちを満喫できているのだろうかと、勝手に心配していますが、可愛い二人のお子さんに笑顔をもらって、ますます素敵な家族になっていくのでしょう。
僕もたくさん元気をもらいました! またお会いできる日を楽しみにしています。このたびはありがとうございました。
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ウエディングチャペルには何度も行ったことがありますが、本物の礼拝堂に足を踏み入れるのは初めてです。
もちろん日本の神社仏閣とは趣きが異なり、僕の緊張の種類もまた違ったものでした。
僕が調べたところによると、牧師さんはプロテスタント教会の聖職者であり、神父さんはカトリック教会に属する方を指すのだそうです。
それから、カトリックはミサを中心にした儀式が執り行われますが、プロテスタントの礼拝は説教を重んじているようですね。それらがどういうものなのかはこれから勉強するところです(苦笑)
こちらの教会の牧師さんとその奥様もお話しが上手で、たいへん面白く、とても人柄の良いご夫婦でした。
雑談に話がはずんでついつい長居をしましたが、お二人のおかげでキリスト教というものが身近に感じ、ちょっとだけ聖書を読んでみました。
そこで、〜心に響いた今日の一節〜
『我がもろもろの山を路とし、我が大路をたかくせん』
旧約聖書「イザヤ書」49章11節より
相田みつをサン的に訳述すると、、『つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの』と言ったところでしょうか ♪
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オーダー家具のご相談に来れるお方々の中で、新築をご検討中か着工間もないお客さまは少なくありません。
昨日、ご新築のお宅にテレビボードと本棚をご納品させて頂いたお客さまも、初めてお会いしたのは昨年の8月でした。
ご契約に至るまでの数か月のあいだ、使い勝手や材料の打合せを何度も何度も重ねるのですが、おうちを建てるお客さまにとっては家具だけではありません。照明器具や壁の色に至るまで決めなければいけないことは山のようにあり、お疲れのご様子をうかがうこともしばしば。お客さまのご負担にならによう歩調にも気をつけなければいけません。
ちなみに、今回お客さまからの頂いたAVボードのリクエストは、内法3メートル50センチの壁をいっぱいに使ってほしいと言うことと、フロートタイプ(宙に浮いた様に見せる)にしたいと言う事でした。
けれど収納量も多く、60インチのテレビが載って、しかも座ってもちょうどいい(笑)テレビボードを何も考えずに壁だけに固定するのはとても危険です…
そして本棚については、背中の板で壁のクロスを隠したくないというご要望が優先課題でした。
こうした壁の中央に取り付ける家具の場合、背中の板から壁に向かってしっかりしたビスで固定するのが一般的なのですが…
結果、テレビボードはフロートタイプでありながら自重を壁以外にも分散させる工夫を施し、建物に与える負担を大幅に減らすことができました。
ご覧のように本棚につきましても、お気に入りのクロスをしっかりお見せしつつ、びくともしない固定を施しました。
お客さまにとってはおうちも家具も、その他の備品もすべて大切な物と捉えています。
そして、うちでオーダーして頂いた家具が、お客さまのおうちと持ち物とうまく共存できるよう、心から願っています。
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昨年の11月から多忙を極め、寝食を忘れて今日まで仕事に邁進してまいりました。(ほんとです)
13物件、描いた図面の枚数は190枚。修正は軽くその3倍はあったでしょうか。(ほんとです)
これらは様々な施設用家具の設計図のみの仕事なのですが、毎日が〆切りでした。でもそのような殺人的なスケジュールにもようやく先が見えてきました。(ほっとしています)
設計業務が一段落したあと、春先にお引越しを予定しているお客さま達の家具の納品ラッシュを迎えます。
これも数か月前からお客さまと何度も打合せを重ねた集大成です。喜んで頂けることを願いながら、職人たちもいっしょうけんめい作っています。
多忙はたいへんですが苦ではありません。やりきった時の達成感やお客さまの笑顔は何物にも変えられませんー
これからは私どもの安否確認も兼ねて(笑)ブログ投稿の頻度をあげていきたいと思います。(今なら何でもできそうな気がします)
マニアックでつまらないお話しもあるかと思いますが、どうか皆さんお付き合いくださいませ。
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月並みな言い方ですが、あっという間の一年でした。とてもとても充実した一年でした。
特に印象に残ったKご夫妻。初めてお会いしたのは昨年の8月。新築マンションのご購入に伴い、お引越しの前に造作家具を取り付けてほしいというご依頼でした。
お引渡しが完了した5月までの10か月間、打ち合わせとメールのやりとりを幾度となく繰り返し、家具や建具に強い関心があるお二人にはすごく感銘を受けると共に、プライベートでもいろいろとお世話になって、感激したことが何度もありました。
それからもうひとつあげるとすれば、地元の仁尾町で10月にオープンした「にがり衛門cafe」
店内のテーブルや椅子。ディスプレイ用シェルフなどをご用意させて頂きました。
こちらの打ち合わせはもはや楽しみのひとつで、とても愉快な担当のTさんとMさんのトークに拍車かかかると、いつも仕事だということを忘れそうになったものです。
もちろんオーダーをくだっさったすべてのお客様に感謝です。
スツールの完成を何ヶ月も待たせたにも関わらず、たいへん喜んでいただいたMさん。リピーターのOさん、ご近所のIさん、
ここではご紹介しきれませんが、本当に皆さん良いお人柄の素敵な方々でした。
また、うちの雑貨をご購入くださった全国の皆さん。いつもあたたかいのコメントに励まされました。
このような気持ちにしてくださった皆様に感謝しつつ、もっとお客様に喜んでいただけるよう、来年も全力で取り組みたいと思います。ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。 良いお年を!!
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今回オーダー頂いたのはタバコ屋さんの販売用窓口。初めての案件です。
最近はあまり見かけなくなりましたが、これぞ我が町のタバコ屋さんといった感じです。
幸いにも意匠指南をしてくださる方がいたので色々教わりましたが、物販用の什器は扱う商品によっては見せ方が違います。
また、機能性も販売する方によってご要望がさまざまです。 ここでは「僕だったらこうしたいな」っていう設計者の思いは不要なのです。
ただ、どんな些細なことでもオーナーさまの思いを汲み取り、ストレスを感じさせない家具・什器を作ることが私達の役目だと思っています。
そのためにはもっともっと経験を積んで、これからも様々な家具に携わってまりたいと思います。
次はどんな家具と出会えるのか楽しみ楽しみ!
ナッシュ ファニチャー http://nashmen.jp
JUGEMテーマ:家具製作
ナッシュストア(creema) https://www.creema.jp/c/nash
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そして先日、MDFで組み立てられた試作品を拝見し、点灯試験を行いました。
オリジナルのタワーライトシェルフを製作したのは2005年。当時、仲間達と主催した造形展に出品した事が誕生のきっかけでした。
私自身とても気に入っているデザインで、同じ会社に勤めていた家具職人のN君とO君が休日返上で作ってくれた思い出深い作品です。
商品化にあたり、まだまだクリアしなければいけない事案が立ちはだかると思いますが、幾年もの時を経て、モクラスクオリティーで皆さんのお目に触れることを期待しています。
それまではギャラリーの隅っこでひっそりとたたずむその姿に、華々しくデビューした時の光景を重ね合わせてひとりでニヤニヤしていることでしょう(^-^)
追伸。
モクラスの社長さま、Fさん、Kさん、その他試作に携わって頂いてた皆さまありがとうございます。本当は興味を持って頂いただけでもじゅうぶん幸せなのです。
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これはまだ夏真っ盛りの頃に、リピーターのお客さまからオーダーを頂いた手ぬぐいの額装。爽やかな夏の海を思わせる模様がとても素敵です。
手ぬぐいは1尺×3尺(約30?×90?)と寸法がほぼ決まっていますので、四季折々の物に入れ替えるにはこの上ないアイテムですね。
平織り綿布という素材は写真や絵画とは違った雰囲気を出してくれるので、こだわりのインテリアにもきっと馴染むにちがいありません。
うーん、うーん、まいったな。私も手ぬぐい収集にハマりそうです…
ナッシュ ファニチャー http://nashmen.jp
ナッシュストア(creema) https://www.creema.jp/c/nash
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