収納のお悩み、いただきます!

先日、お客さまからこのような内容のメールを頂戴しました。

 

『リビングにあるスペースで、日常よく使う小物類や書類、文房具、薬箱などを収納したいのですが、ちょうどいいものが見つからず、悩んでいます。

リビングにあるので、周りの家具と調和のとれるデザインで、使い勝手の良いものが理想です。

現状の写真を添付いたしますので、ご検討、宜しくお願い致します。』

 

一見シンプルなお悩みですが、そこで生活されている方のストレスや、方々家具を探されたご苦労を考えればとても深刻です。

 

小物を含む不特定な収納物の場合、デザイン性よりも容量を重視しなければなりません。また、こちらのお宅の場合はリビングの雰囲気との調和もご希望されています。

 

そこで、設置スペースの上部にある既存の棚板との一体感を持ち合わせた収納家具をご提案させていただきました。

 

 

最初にご提出した、小物を収納する引出しと多目的に使える開き扉の広い収納の案のラフをそのままご承認いただき、CGによる完成予想のチェックと材料打合せを経て製作に取り掛かりました。

 

 

 

 

サイズぴったし。既存の棚との遜色もなく、申し分のない一体感ではないでしょうか。

新築間もない素敵なお宅で暮らす、優しいご夫婦にも喜んで頂き、とても楽しくお手伝いをさせていただきました。

 

このような収納に関するお悩みや、お手持ちの家具のリフォームなど、なんなりとお問合せください。

ナッシュ ファニチャークラフツメンは全力&丁寧にご対応させていただきます。

 

T邸 収納家具 w785×d420×h890

基材:メラミン化粧板  参考価格:¥55,000 (税別・運送費別途)

 

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ナッシュ ファニチャークラフツメン 

お問合せhttp://www.nashmen.jp/contact.html

 

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ヒアリング→採寸→あれやこれや

特に造作家具(造り付け家具)の場合、さまざまな事柄を考慮し、お客さまのリクエストを反映しなければなりません。

まずはお客さまのヒアリングからです。お客さまがもっているイメージをこちらが的確に理解ししなければなりません。形が無い物をカタチにする作業の一歩目はひじょうに重要で、こちらのセンスが試される時でもあります。

ちなみに私はその場で何枚ものスケッチを描きながらお客さまのイメージを汲み取ることを心掛けています。その時ばかりは容疑者の人相を聞き出して似顔絵を描く名刑事になりきるのです。




次に大切なのが採寸です。私はかれこれ27年オーダー家具に携わっていますが、これまでに採寸時のミスで出来上がった家具を造り直した経験が何度かあります。
今回ご紹介するお宅の場合は、下駄箱の背面にある階段の踊り場からも天袋の収納を使いたいというご要望がありました。




階段の手摺や天井についている造作部材。そして玄関のドア枠などにもすべて絡みがあるため大変です。
また、既存の下足箱が移動できないため、それが大きな障害となり実測は困難を極めました。しかし苦い経験の賜物でしょうか、絶対に納得できるまで諦めません!


 

オーダー家具は量販店の既製品に比べるとけっして安い物ではなく、それだけにお客さまにもさまざまな思い入れがあります。また、それまで使っていた家具の使い勝手に慣れていて新しい家具にどうしても馴染めない、といったお客さまもめずらしくはありません。

そういった様々な経験を活かし、製作前の打合せにおいては上手く誘導・提案することも心掛けております。
「さすがプロだね」と初めて言ってくれたお客さまの言葉を励みに、これかも精神誠意対応させていただきます(^o^)/



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デザインのきっかけ

家具に限らず、造形物には必ずその形に行きついた動機やきっかけがあります。

たとえば自動車なら、快適性や静粛性を求めた車と速さのみを追い求めた車ではずいぶん形が違います。
毎日使ってる食器も、料理や用途に応じて様々な器を使い分けます。

造形物とはそういった目的を追及しつつ、色や形といったデザインの事も並行して考えなければなりません。

そして今日ご紹介するのは、たまたま履いていた「くつしたの柄」がきっかけで形になったアーガイルシェルフ!




本が大好きな私が自分用に書棚を作ろうと思い何日もデザインを思いあぐねていたところ、ふと目にとまったのがその時履いていた靴下でした。

正確には帰宅してすぐ靴下を脱いでいる時でした。そもそも私は靴下や腕時計が嫌いなのです。なぜかと言うと、(略)




何気にアーガイル柄の靴下(実際の物ではありません) を見た私は、頭の中で何かがはじけました。(病気ではありませんよ)

デザインのきっかけなんてどこに転がっているかわからないのです。




頭の中で図案を整理し、次に収納物が置けるよう、マスを直角にした図案をイメージしました。
            ↓こんな感じ




一見シンプルに見えますが、この普遍的な格子柄のイメージを崩さないまま、家具として成立させることは一筋縄ではいきません。

もちろん予算や強度や製作期間など、ありとあらゆる事の検証も必要です。

ただ、こうしていろいろ考えてる時って楽しんでやっています。そしてそれがカタチになった時は大きな喜びに変わります。

自動車や食器も、服や家電やお菓子のパッケージに至るまで、頭から煙りを出しながら楽しんでいるデザイナーが関わっています。




ナッシュ ファニチャーでははお客さま自身にデザイナーになって頂きます。そして、悲喜こもごものエピソードを持ち合わせた家具を造るお手伝いを全力でやらせていただきます。さぁレッツ・トライです(^-^)/

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木目は家具の衣です

ようやく暖かくなってまいりました。
桜の開花が待ち遠しい今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしですか?

桜といえば美しい木目が魅力ですね。というわけで、すこし強引ですが今日は木材の表情を左右する木目について少しお話ししましょう。

まず木目とは、木材の断面に年輪の配列などによってつくられる模様のことを示すのはご承知の通りですが、主に「板目」と「柾目」に分けられるのはご存じでしょうか?

おそらくどなたでも見覚えのある模様だとは思いますが、今回も無駄に時間をかけて図解をこしらえましたのでご覧ください。




​まず柾目とは、丸太の中心に向かって挽くと現れる年輪が平行な木目模様のことを言います。




そして板目とは、丸太の中心からずらして挽くと現れる年輪が平行ではなく山形や筍形の木目模様のことを言います。




もちろん桜以外の木でも柾目と板目をとることができますが、特に欅(けやき)や楓(かえで)といった木の根っこ付近や、不規則な生成をした樹木に不規則でおもしろい木目が現れることがあります。これは「杢目」と呼ばれ、(杢目の木目って少しややこしいですが)希少性があり高価な部位として流通されています。



私たちがお客さまの家具を受注する際、必ずと言っていいほど柾目or板目のご希望をおたずねします。
特にフラッシュ構造の家具の場合は木目が規則的並びますのでその印象はとても重要なのであります。。

以上、かんたんではありますが木目についてのご説明はこれで終了いたします。
他にご質問などありましたらお気軽にお問合せくださいね。

ナッシュ ファニチャークラフツメンは、「樹種」「木目」「色」そして「カタチ」のすべてをリーズナブルにオーダーできる家具屋さんです。どうぞよろしくお願い致します。

■ナッシュ ファニチャークラフツメン:http://nashmen.jp